満足≦感動
単に流行の追求や表面的な華美では、時代の流れにも、風化されることのない本物の価値を確立することは出来ません。その価値を見出すために現状に満足することなく、常に考え、実行し、すべてに関してプレビューを行うことが求められているのではないかと思います。流行でも形式でもなく、その時代に、日々の繰り返しの中で、時に違うシーンを演出していくのは自分自身ではないかと考えます。
日本のみならず世界における“建築”や“インテリア”は、その環境の許容度の大きさやユーザーの要求度や理解度の高さから、多様で洗練されたものになってきています。さらにファッションや広告などを含め異業種との境界線の見分けがほぼつかず、近接しているのが特徴的だと言えます。求められているのは、提供しなければいけないのは・・・常に前向きに、臆することなく、潔く、真摯に挑戦していきたいと思います。
コロナ禍で人と会う時間が減り、そして貴重になり、空間の在り方も益々問われるようになりました。結果として、リモートワークやサテライトオフィスなどに分散し多様化を続けています。人が集まる場所がどうあるべきか、常に新しいソリューションをデザインによって示していきたいと考えています。